いろいろなタイプのドライバーがいます。
そのタイプによっては、練習の仕方やすべきことが異なるかと思います。
器用なやつは何も教えなくても勝手に速くなりますね。
こういうタイプのドライバーは簡単です。
勝手に走ってろ!
これだけです。
ってのは冗談ですが、ちょっとしたライン取りやブレーキングポイントを話せばすぐに早くなります。
教えるほうも楽です。
ちょっと話せばわかりますからね。
ただ、そうではないタイプのドライバーはちと難しいですね。
こんな順序で練習すればよいのではないでしょうか。
① 基本的なライン取りやブレーキングポイントを教えてもらい、それを元に走行を繰り返す。
② うまい人に外から見てもらう。
③ 速い人と一緒に走ってもらう。
この場合、速い人に後ろからついてきてもらったほうがいいと思います。
とりあえず、この3ステップでだいぶ速くなれるんではないでしょうか。
次は、
④ 速い人と一緒に走ってもらう。
今度は速い人の後ろについていってみましょう。
③までのステップで、速い人にもまあまあついて行くことが出来るようになっているはずです。
ここでは、自分との差を探してください。
細かなライン取りや、どこで離されるのかを。。。
その情報を元に自分で修正していくもよし、他のドライバーに教えてもらうもよし。
いろいろ頑張ってみてください。
ここまでが、人に教えてもらいながら速くなるステップです。
ちなみにここでのポイントは、余計なプライドを捨てることですね。
アドバイスを真摯に受け止める必要があります。
聞いているようで聞いてない人も多いです。
何か他の理由を探しているのでしょうかね~
車が悪いとか、体調が悪いとか、体重が・・・とか。
速い人は何に乗ってもそれなりに速いもんです。
素直に下手を受け入れることも必要です。上手くなるためには・・・
そして次なるステップですが、こっから先は自分で考えて速くなるしかありません。
酷いかもしれませんが、ある程度のレベルまでは他人の教えによって速くする事(速くなる)は出来ます。
しかし、あるレベルを超えてからは自分の力で速くなるしかありません。
ここでは、そのポイントを話しておきましょう。
速く走る為の3つのポイント
1.最短距離を走る。
ようはライン取りです。
基本的にはコース幅を有効に利用してのアウトインアウトですが、コースの端から端まで使用しなくても良い場合があります。
このような場合は、無駄に距離を走らないようにラインを修正しましょう。
2.アクセルを踏んでる時間を増やす。
アクセル全開で行けるコーナーは極力全開で行きましょう。
そういうコーナーを探す、作る。ですね。
ただ、アクセル全開で行けるからと言って、テールスライドをしてしまうようではNGですのご注意を。
3.ステアリングを切る時間と量を減らす。
ステアリングを切った状態では効率よく加速していきません。(抵抗になるんですね)
コーナーの立ち上がりにおいて、速めにステアを戻せるようにライン取り等を考えてみてください。
ステアリングはこんな使い方もあります。
ステアリングを切ることで発生する抵抗を、逆に利用して減速する。
アクセルを抜きたくないが減速したい場合に使うことがあります。
これらを考えて走れば、おのずと速くなるのではないでしょうか~
最後に
ドライバーのタイプは以下の3つに絞られるかと思います。
自分のタイプを見極めて練習方法を改めてみてはどうでしょうか。
【ニュータイプ】 器用なやつ。
まずは走行してみて、周りにアドバイスをもらってください。
すぐに速くなると思いますよ。
後は、上記の後半の3つのポイントを
【オールドタイプ】 不器用なやつ?
このタイプは時間がかかります。
上記前半部分の教えを頂く方法でコツコツ速くなってください。
途中で諦めないことがポイントです。
【ガルマタイプ】 坊や・・・
妙にプライドが高いやつですね。
まずは人の意見を聞き入れるようになってください。(性格改善です)
あとは【オールドタイプ】のようにしてみてはどうでしょうかね~
何事にもそうですが、練習をする際は、何かテーマを決めて行う必要があります。
ただ闇雲に練習しても成果が出るのに無駄な時間がかかってしまいます。
今日は「最終コーナー」を練習しよう!
と決めたら最終コーナー部分をとことん練習しましょう。
1コーナーも2コーナーも、と欲張ってしまうと、これも時間がかかってしまいます。
みんな、速くなりましょうね。
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